6月の機械受注1.6%増 基調判断は据え置き

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   内閣府が2010年8月11日発表した6月の機械受注統計(季節調整値)によると、民間設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」は前月比1.6%増の7040億円と2か月ぶりのプラスとなった。このうち、製造業は9.9%増と3か月ぶりにプラス、非製造業は3.9%減と2か月連続でマイナスだった。

   9.1%の大幅減となった前月の反動から大きく増加すると見られていたが、小幅増にとどまった。内閣府は受注動向の基調判断を「持ち直しの動きが見られる」と据え置いた。

   4~6月期は前期比0.3%増となり、リーマンショック前の08年1~3月期以来3四半期連続でプラス。内閣府の見通しでは、7~9月期は0.8%増となる。

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