広告色を前面に出すと反発を買いかねない
このシステムでは、1回つぶやく事に5円から上限で990円が支払われる。その支払額は会員個人個人のフォロアー数、フォロー数、アクセス数を基に査定される。1回のつぶやきにつき現在の最高支払額は600円。この会員はフォロアー数が20万人いる。ただし、1つの商品(サービス)についてつぶやけるのは1回だけだ。
フュージョンテクノロジーによれば、サービスを始めたばかりなので会員数は公表できないが、つぶやきは約150万人に届くようになっているという。会員は30代が中心でうち男性が6割をしめる。サービス開始時は広告の定型文を会員のツイッターに表示する形だったが、
「自分の意見をつぶやけるように変えました。読む人も広告とはわからずに楽しめるようになっています。広告色を前面に出すと反発を買いかねない、という判断からです」
と同社では説明する。ツイッターユーザーが増え続けていることや、企業もツイッターを利用して宣伝したいという気運が高まっていることで、クライアントとなる企業が相当増えていくのではないか、と同社は期待している。