押尾学「獄中手記」で「無罪主張」 「真実は曲げることはできない」

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   保護責任者遺棄致死容疑で起訴されている元俳優の押尾学(32)被告が獄中で綴ったとされる手記の一部が公開された。「犯罪者の汚名を着せられた」「死にもの狂いで無罪を取る」などと自らの潔白を訴える内容で、2010年9月3日に始まる公判を前に注目を集めている。

   押尾被告の手記を掲載したのは女性誌『エッジ・スタイル』9月号だ。同誌は50ページにわたる押尾被告の獄中ノートを入手し、一部を誌面に掲載した。幼少期にアメリカで過ごし、バイリンガルの押尾被告は日本語と英語で手記を綴っている。

「押尾学と言うブランドを剥奪され死に物狂いで無罪を取る」

   手記はノートに手書きで綴られ、思ったことや感じたことを走り書きしたような内容だ。「地獄の入り口から戻ってやる」「真実は一つ。その真実は曲げることはできない」「I will try my best to not to give up.(ベストを尽くして諦めない)」といった強気の言葉が散見される。

   9月3日から始まる公判に向けた決意とも受け取れる書き込みもある。

「犯罪者の汚名を着せられて、押尾学と言うブランドを剥奪され死に物狂いで無罪を取る」

   押尾被告は弁護士しか面会を許されず、差し入れの本を読んで過ごしているという。同誌によると、押尾被告は自分の将来に不安を抱き、精神安定剤や睡眠薬を服用することもあった。

   手記には、「I don't want to live. I'm tired.(生きていたくない。疲れた)」「ALL HOPE IS GONE.(すべての希望が消えた)」「オレは今じゃ沈没したぼろ船と一緒」といった弱気な書き込みも、ところどころに見られる。

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