「もうひとつ元気が出るような歌ではないから」
ただ、菅首相は、過去に君が代に否定的ともとれる発言をしたこともある。「国旗・国歌法案」をめぐる与野党の攻防が行われていた99年、「論座」99年8月号の中で、日の丸・君が代に対する見解を披露している。その中で、
「菅さんが最後に『君が代』を歌ったのはいつですか」
との問いに対しては、
「みんなと歌うような場所ではいつも歌っています。厚生大臣を務めていたときは終戦記念日の戦没者慰霊式で歌ったし、JC(日本青年会議所)のセレモニーに招かれたときにも『君が代』が流れる場面がありますから、そういうところでは歌っています」
と「きちんと歌っている」との立場。一方、
「『君が代』の歌詞とメロディーお好きですか」
との質問に対しては、
「もうひとつ元気が出るような歌ではないから、もう少し明るい歌でもいいんじゃないかなと思っています。歌詞もわかりにくい部分がありますね」
「間もなく21世紀ですし、どういう曲とどういう歌詞がいいのか、1回議論してみるのはいいことだと思います」
と、必ずしもポジティブな反応ではない様子だ。