俳優の上地雄輔さん(31)が「遊助」名義で発売したシングル「ミツバチ」がネット上で話題だ。曲・歌詞ともに奇抜な楽曲なのだが、アマゾンには「理解できない」「奇怪なフレーズ」といった酷評するレビューが殺到し、炎上状態になった。もっとも、これが宣伝にもなっているようで、着うたランキングなどでは上位に入っている。
上地さんは2008年にバラエティ番組「クイズ!ヘキサゴンII」(フジテレビ系)から生まれたグループ「羞恥心」のメンバーとして活躍。09年春には「遊助」名義でシングル「ひまわり」をリリースし、紅白歌合戦にも出場している。
現代の女性をミツバチに喩えた歌詞
その後も、着々と新作をリリースし、2010年7月28日には5枚目となるシングル「ミツバチ」が発売された。
同曲は、童謡「ぶんぶんぶん」をモチーフにしたアップテンポなナンバー。トリニダード・トバゴ発祥の音楽「ソカ」の要素を取り入れた、独特のリズムが特徴で、今までのJ-POPには中々ない雰囲気だ。歌詞は、働きバチとしてハチ社会を支えるミツバチを、婚活ブームに代表されるような現代の積極的でたくましい女性に喩えたというもので、
「超マニアック 特攻隊長 本日も絶好調 続いて キャプテン飛びだして『針出せ Let's Go!』」
「ブーン ブンシャカ ブブンブンブン 打ちのめされても猛アタック」
などと歌っている。作詞・作曲、ともに「遊助」の名前が入っている。
ネット上では、7月初旬から「遊助大好き~!!この歌もメッチャ良いー♪」といった感想が出ていたが、30日に音楽番組「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)で披露されたころから、アマゾンのレビュー欄に書き込みが殺到した。