国連教育科学文化機関(ユネスコ)は2010年7月31日、ブラジリアで行われた世界遺産委員会で、冷戦時代に米国が核実験を繰り返したマーシャル諸島のビキニ環礁など計15か所を世界遺産として登録することを決めた。ビキニ環礁で1954年に行われた水爆実験では、近くで操業していた日本のマグロ漁船「第五福竜丸」が被ばくしており、「核実験の威力を伝える重要な証拠」だとして登録が決まった。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)は2010年7月31日、ブラジリアで行われた世界遺産委員会で、冷戦時代に米国が核実験を繰り返したマーシャル諸島のビキニ環礁など計15か所を世界遺産として登録することを決めた。ビキニ環礁で1954年に行われた水爆実験では、近くで操業していた日本のマグロ漁船「第五福竜丸」が被ばくしており、「核実験の威力を伝える重要な証拠」だとして登録が決まった。