ジャズサックス小林香織が大ブレイク 「ユーチューブ」で300万アクセス

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   ジャズサックスプレイヤー小林香織(28)さんの「ユーチューブ」にアップされた動画が300万近い閲覧になる大人気になっている。海外でも、特に台湾やタイなどアジア圏からのアクセスが多い。美人で小柄な女性がサックスを演奏する姿や、女性的な柔らかい音色が評判で、「彼女は今後アジア圏で大ブレイクする」と予想する音楽専門家もいる。

   小林さんは神奈川県出身。ピアノ教師の母親の影響を受け子どもの頃からピアノやフルートを習った。サックスを始めたのは高校二年から。

   洗足学園音楽大学に入学し、ジャズ・サックスを専攻。05年2月にアルバム「Solar」でデビュー。近年、女性の若いサックス奏者がジャズ界で人気だが、小林さんはそれに先鞭を付けた存在だ。

タイでは7月にファンクラブが結成

   動画投稿サイト「ユーチューブ」には小林さんが演奏している動画が多数アップされているが、その中で「TK小林香織Saxophone-Nothing gonna change my love for you www.sbv.com.tw Nothing gonna change my love for you」が2010年7月28日現在で284万アクセスになっている。この動画は07年2月にアップされたものだ。

   小林さんが所属する音楽事務所ゲン・プランニングによれば、日本からのアクセスに加え台湾、韓国、中国、タイからのアクセスが多く、タイでは10年7月にファンクラブが結成されるほどの人気だという。海外の人達は、まず小林さんのルックスに惹かれ、体の線が細いにも関わらずしっかりした音を出していることに驚いているのだという。

   日本ではそのルックスからデビュー当時は「ジャズ界のアイドル」と呼ばれ、30代、40代のサラリーマンに人気だったが、現在はそれに加え20代、30代のOLのファンを増やし、高校の学園祭などからのオファーも多くなったと所属事務所は説明する。

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