元モーニング娘。の後藤真希さん(24)の活動が再び本格化している。ニューアルバム発売に合わせて量販店ドン・キホーテで行ったイベントにはファンが殺到。涙を流すファンもいたという。新曲も着うたランキングで上位に入るなど、再び注目を集めている。
後藤さんは2007年、弟・後藤祐樹さんが強盗傷害容疑で逮捕された直後にハロー!プロジェクトから「卒業」。08年からは所属事務所をエイベックスに移し、ソロ歌手として活動していたが、10年1月に母親が自宅から転落死。身内のトラブル、不幸が続いたこともあり、以来「影のある元アイドル」といったイメージがついていた。
イベント会場で女性ファンが握手で涙
その後藤さんの活動が再び本格的になりつつある。7月には、28日に発売予定のミニアルバム「ONE」のプロモーションのため、量販店「ドン・キホーテ」でイベントを行った。
17日と25日に、東京、名古屋、仙台の店舗で計3回実施。「ONE」には、通常盤のほかドン・キホーテだけで買える限定版があり、期間内に限定版を予約した先着100~200人に参加券が配られた。
同社広報室によると、いずれの店舗でもかなりの盛況だったという。公式サイトで14日に発表したところ、東京での唯一の会場だった池袋東口駅前店には問い合わせが100件以上も殺到。翌15日から参加券の配布を開始したのだが、即日で終了してしまった。
イベント当日、池袋東口駅前店には多くのファンが詰めかけた。ファンは男性が半分以上だったが、女性も3~4割いた。後藤さんからポスターが手渡しされるという、30~40分ほどの簡単なイベントだったが、後藤さんと握手した女性ファンが感極まって涙を流すシーンもあったという。
後藤さんも、当初は裏口から会場入りする予定だったが、敢えてファンの目に付く正面入り口から入場。久しぶりのファンとの交流を楽しんでいたようだ。