「アイドル歌手が愛人詐欺」 文春報道で事務所が契約解除?

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   アニソンも歌ったアイドル歌手が、愛人契約と称して計2000万円をだまし取ったなどと、週刊文春が報じている。所属事務所は、その直前に契約を解除したが、プライバシーだとして理由を明かしていない。どうなっているのか。

   疑惑が指摘されたのは、「名探偵コナン」のアニメソングも歌った上原あずみさん(26)。2006年10月に2枚目のアルバムを出してからは、目立った活動はしていないようだ。

「事実関係は、まったく分かっていません」

「愛人詐欺」報道が波紋
「愛人詐欺」報道が波紋

   週刊文春の10年7月22日発売号によると、あずみさんは、活動が停滞し始めた07年ごろに、ネット上の掲示板を通じて、「愛人詐欺」の首謀者という男性と出会った。そして、その指示で、ネット上で知り合った会社役員と肉体関係を結び、愛人契約として8か月分の250万円をもらって姿を消すなどして、計10件、約2000万円もだまし取っていたという。

   記事では、事実なら犯罪になるだましの手口も、詳細に紹介されている。

   これに対し、所属事務所の広報担当者は、「事実関係は、まったく分かっていません。報道には、本当に驚いています」と答えるばかりだ。

   あずみさんは、直前の19日に契約違反だとして契約を解除された。これが報道と関係あるのか聞くと、「プライバシーに関することですので、答えられません」とのことだった。

   広報担当者は、愛人詐欺について本人に聞いておらず、その後連絡も取れない状況だという。すでに、あずみさんの公式サイトやブログは削除されている。

   記事では、あずみさんが活動停滞以来、精神的に不安定になったり、5000万円も借金を作ったりしたとしているが、担当者は、「まったく把握していません」と繰り返した。

   あずみさんは、活動休止後にいったいどうなっていたのか。

ブログに、揺れる感情表現

   文春の記事では、上原あずみさんのブログに、精神不安を示す痛々しい言葉があると紹介している。例えば、2008年12月28日の日記にある「割り切る事しか出来ない、情なんて持てない、感じられない」といったものだ。

   確かに、最近の日記を見ても、10年7月13日に「毎日淋しくて淋しくてどうしようもない」などとつづられている。しかし、その合間にファッションチェックやビューティーサロンの話をするなど、明るい話題もかなり多く書き込まれている。

   あずみさんは、スポーツ報知の03年1月12日付記事で、哲学の本にも熱中していると明かしており、痛々しい言葉は哲学的な表現だった可能性もある。

   もっとも、この記事では、人一倍繊細で、小さいころから常に疎外感を感じてきたとも告白している。デビューしてからも、抑えきれないほどの感情の起伏に悩まされてきたという。

   愛人詐欺の事実関係は分からないが、所属事務所から契約を解除されるまでに何があったのだろうか。

姉妹サイト