ブログに、揺れる感情表現
文春の記事では、上原あずみさんのブログに、精神不安を示す痛々しい言葉があると紹介している。例えば、2008年12月28日の日記にある「割り切る事しか出来ない、情なんて持てない、感じられない」といったものだ。
確かに、最近の日記を見ても、10年7月13日に「毎日淋しくて淋しくてどうしようもない」などとつづられている。しかし、その合間にファッションチェックやビューティーサロンの話をするなど、明るい話題もかなり多く書き込まれている。
あずみさんは、スポーツ報知の03年1月12日付記事で、哲学の本にも熱中していると明かしており、痛々しい言葉は哲学的な表現だった可能性もある。
もっとも、この記事では、人一倍繊細で、小さいころから常に疎外感を感じてきたとも告白している。デビューしてからも、抑えきれないほどの感情の起伏に悩まされてきたという。
愛人詐欺の事実関係は分からないが、所属事務所から契約を解除されるまでに何があったのだろうか。