即興なぞかけで大ブレイク中のお笑いコンビ「Wコロン」のねづっちさんが創価学会の新聞「創価新報」1面インタビューに登場しネットで話題になっている。創価学会に入会したのは大学4年の時で、お笑いの道に進むきっかけを作ってくれた友人の誘いだったという。学会の活動に真剣に取り組んでからテレビ出演が増えブレイクに結びついた、などと語っている。
ねづっちさんといえば即興なぞかけ。お題を出されると即座に「ととのいました!」の掛け声と共に「カーナビ、と掛けて、腕利きの外科医と解く。その心は、渋滞(重体)だって感知(完治)します」など見事ななぞかけを披露する。
学会活動に邁進、テレビやラジオの仕事が舞い込む
そんなねづっちさんが創価学会の機関紙・聖教新聞が月2回発行している創価新報の2010年7月21日付けに登場。「信心で『整いました!』芸の世界で夢を実現」という大見出しが踊った。
インタビュー記事によれば、ねづっちさんがお笑いの道に進もうと思ったのは中学生の時。一方で古文も好きで国語の教師もいいと思っていた。しかし大学受験に失敗。一浪の後に進学はしたものの将来について悩んだ。そんな時に友達からお笑いライブに誘われた。行ってみると中学生の時の夢を思い出し、再びお笑いの道に進むことを決意。そのライブに誘ってくれた友人の誘いで創価学会に入会したのだという。
「折伏(勧誘)してくれた友達との出会いがなかったら、僕も、お笑いの道に入っていなかったかもしれません」
とねづっちさんは答えている。
始めは学会の活動に熱心ではなく、芸能界での仕事も少なかった。そうした中、お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之さんから叱責、励まされたことをきっかけに学会活動に邁進。すると、テレビやラジオの仕事が舞い込むようになった。今年は友人を学会に折伏(勧誘)することができ、仕事がバンバン入るようになった、ということだ。
「いつも御守りご本尊を携帯しています」
つまり、信仰を深めることが仕事にも結びつくというわけで、
「僕は1日1時間の唱題を続けています。どんなに忙しくても、いつも御守りご本尊を携帯して、執念で一時間やっています」
という毎日だそうだ。
ねづっちさんは現在、創価学会の芸術部員。東京都杉並区の男子地区リーダーでもある。創価学会広報によれば、芸術部員はねづっちさんのようなお笑いタレントや、俳優、音楽家など芸術関係の才能を持つ人材の集まりで、お互いを励ましたり、人格を磨くための活動をしたりしているのだそうだ。ねづっちさんが信心を深めることで仕事にも成功したと語っていることについて、
「インタビューに答えているように、彼はそう信じて努力してきたのだと思います」
と同広報は話している。
ネットではこのインタビューについて「2ちゃんねる」などの掲示板よりもブログや、個人のニュースサイトで取り上げる人が多く、
「信心で整いました ワロタ」
「そうかそうか」
「やっぱり急にブレイクする奴はそうなんだな」
などという感想が出ている。