2009年の日本国内の特許出願件数は、前年に比べて10.8%減って34万8596件となった。減少は4年連続だが、2ケタの減少は1980年以降で初めて。特許庁が年次報告書で明らかにした。
輸送用機器や化学などで出願件数が2ケタ減と大きく減った。なお、登録件数は19万3349件で、前年比9.27%増だった。
また、日本人が海外で特許出願するため、PCTの国際調査機関や国際予備審査機関として特許庁が作成し発送した「国際調査報告」の件数は前年比9.06%増の2万8927件で、増えた。「国際予備審査報告」は2173件(同6.37%減)だった。