「老後は都会で」が大多数 田舎暮らしに不安抱く

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「田舎暮らししたいなら積極的な目標持て」

   不動産経済研究所役員の福田秋生さんは、老後の居住選択に田舎を外す傾向が強くなったのは、交通が不便で病院など福祉施設が少ないことはもちろんだが、過疎化が急速に進んだことが大きな原因だと指摘する。地方経済は疲弊し、若者は都会に出て人口が減少。大手スーパーが撤退し、買い物にも支障が出ている。

   田舎は都会と比べ人間関係のストレスは少ないものの、周りは老人だらけ。コミュニケーションを取ろうとしても、家が離れていて、いざというときの交流が難しい。

「老後に田舎に住んでうまくいく人は、田舎に行って何をするのか積極的な目的を持っている人。のんびりしたいだけでは難しいと思います」

と話している。

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