東京都心部と成田空港を結ぶ京成電鉄の「成田スカイアクセス」が2010年7月17日に開業した。
成田スカイアクセスは、京成高砂駅から北総線、さらに新たに整備された路線を加えた全長51.4キロのルートで、成田空港駅までを、日暮里駅から36分、上野駅から41分で結ぶ。上野・日暮里~空港第2ビル・成田空港駅間は運賃(1200円)・スカイライナー料金(1200円)合わせて2400円。
この路線を走る「新型スカイライナー」の車両は、デザイナーの山本寛斎氏がてがけ、最高で時速160キロを出す。京成本線を使っている従来のスカイライナーと比べて、所要時間は15分短縮された。今後、JR東日本の「成田エクスプレス」との競争がますます激しくなることが予想される。