「東京スカイツリー」地元大騒ぎ タワー丼、タワーチキン、ツリー音頭・・・

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盆踊りの定番になりつつある

「東京スカイツリー音頭」を踊る「舞の会」インターナショナルの皆さん
「東京スカイツリー音頭」を踊る「舞の会」インターナショナルの皆さん

   地元を盛り上げようと、「東京スカイツリー音頭」も登場した。

   「大東京の どまんなか 隅田の流れ 眼下(した)に見て 東京 東京 スカイツリー」という歌詞で始まる。作詞したのは、墨田区の作詞家、故高橋豊さんで、同区の作曲家、林正臣さんに話を持ちかけ、06年秋に完成。日本舞踊の寿々喜(すずき)流宗家で「舞の会」インターナショナル(墨田区)の寿々喜美恵さんが振り付けした。

   喜美恵さんの息子である寿々喜美州会長は、

「この夏、区内の盆踊り大会でも『東京スカイツリー音頭』が流れる予定で、盆踊りの定番になりつつあります」

と期待する。

   7月24日に東京・上野で開かれる「うえの夏まつり」のパレードでも使われる。区内にとどまらず、足立区や名古屋、ハワイなど国内外から引き合いがあるそうだ。

   隅田川からスカイツリーを眺められる屋形船も人気が高い。東京・浅草橋から発着場する野田屋(東京都台東区)では、5月に始めた東京スカイツリー見学サービスが好評で、8月末まで延長する。神田川を経由して、隅田川に出る。経営者の中村幾男さんは、

「ツリーがだいぶ高くなってきたので、吾妻橋や蔵前橋付近などの少し離れた場所から見るのがおすすめ。夏場は夜間にライトアップするそうなので、昼間とひと味違った風景が見られますよ」

といっている。

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