NHK「あさイチ」子どもと「性」特集 女性の裸など「性的画像」大映し

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   朝から「セックスレス」を大きく特集して話題を呼んだNHKの情報番組が、また注目を集めている。内容は、ネット上の有害情報について警鐘を鳴らすいたって真面目なものだが、「有害情報」として紹介された内容として、女性の裸などが映し出されたことから、ネット上では驚きをもって受け止められている。

   話題になっているのは、2010年7月14日の朝に放送された情報番組「あさイチ」の特集だ。放送されたのは「要チェック!子どもをとりまく『性』」と題した約1時間のもので、夏休みを直前に控えて企画されたものだ。検索エンジンを使いこなせる子どもも多いことから、特集の冒頭では

「子どもたちが何気ないことばを検索しているうちに、性的な画像に行き当たってしまうことも。思いがけず性の情報にふれてしまうこともあるんです」

と企画趣旨を説明。波紋を呼んでいるのが、番組内で紹介された「性的な画像に行き当たってしまう」実例だ。

「ほし」で画像検索すると……

   特集では、「子どもが自由研究で星を調べようとしたときに被害が起きた」などとして、財団法人インターネット協会の担当者が状況を再現。担当者がグーグルを思われる検索エンジンに「ほし」と入力するよう指示。そうすると、画像検索モードで「ほし」と検索された結果が表示され、その様子がテレビ画面にも大映しになった。その中には、漫画のキャラクターや女性の裸もあった。

   レポーターは、

「あー、本当ですね。全然キラキラの星とか出てこないんですね」

と驚いた様子。また、女性が胸をはだけたり、足を開いている様子も映し出され、

「『ほし』の検索だけで、さらに卑猥な画像が出ることも。放送では、差し障りがあるので、ぼかしましたが、なんと、元の画面には、男女の性器が丸見えになっていました」

とナレーションが入った。

6月には「セックスレス特集」で話題に

   ここで映し出された画像が、かなりショッキングなものだっただけに、ネット上では

「公共放送で朝から何やってるの・・・」
「朝8時台の番組テーマじゃない」

といった声が続出した。

   もっとも、特集の内容自体はきわめて真面目なもので、子どもが思いがけずアダルト画像を見てしまったという家庭では、(1)PCはリビングでしか使わせない(2)フィルタリングをする(3)時間制限をかける、といった取り組みを行っていることを紹介したり、専門家が、何故アダルト画像が検索されてしまうのかについて解説したりするなどしている。

   「あさイチ」をめぐっては、6月23日にもセックスレスについて特集。NHKが朝から性の話題について特集するのは異例で反響は大きく、J-CASTニュースでも反響の内容を紹介したほか、中年男性向けの週刊誌も

「朝から『セックスレス』特集を組んだNHKにお茶の間が凍った!」(週刊新潮、7月8日号)
「NHK『セックスレス特集』で40代夫婦は燃え上がるか」(週刊文春、7月8日号)

といった記事を掲載。番組に注目を寄せた。

   このような経緯があっただけに、余計にネット上では波紋を呼んでしまった形だ。

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