サッカー・ワールドカップ日本代表、今野泰幸選手がした田中マルクス闘莉王選手の物まね「集まれー」の人気が急上昇している。テレビで何度も放送されたことを受け、所属チームのFC東京は、着ボイス化を決定。「元ネタ」となったケンタッキーフライドチキンのCMも20万回以上再生され、話題になっている。
日本代表は2010年7月1日に帰国した。凱旋会見で岡田武史監督が「今野が最後にしゃべりたいことがあるって」と無茶振り。突然マイクを向けられた今野選手は、「本当に厳しいんですけど」と照れながらも、「じゃあ闘莉王さんの物まねで、集まれー！！」と叫び、会場を和ませた。
FC東京、携帯登録者数が急増
日本中の関心を集めていた会見だけに、今野選手の「物まね」は報道番組やバラエティ番組で何度も流れた。このため、今野選手の所属するFC東京では、「集まれー」の「着ボイス」化を検討していた。
同クラブ広報担当者によると、7月10日までに本人とも話して決定した。
「具体的なスケジュールはまだ決まっていません。行政への挨拶回りや試合もあり、本人に無理をさせたくないのですが、これだけ話題になっているので何とか実現させたいですね」
と話している。今野選手の着ボイスを制作検討という報道が出た6日以降、同クラブの携帯サイトのへの登録者数が急増。通常この時期はJリーグ期間外なので登録者が減少するのだが、10日までに350人も増えたという。