北川悦吏子さんや浅尾衆議院の例も
有名人が喧嘩を吹っ掛ける場合もある。脚本家の北川悦吏子さんはツイッターを題材にしたドラマを担当したが、ツイッター初心者であることがわかり、ネットの一部に中傷が出ていた。北川さんは10年4月15日にツイッターで、
「器械やシステムを使いこなすことが、エライ、と思うってのバカみたい」
と喧嘩を売り騒動になった。
また、浅尾慶一郎衆議院議員は10年4月2日に、自民党の若林参議院議員が国会で他の議員の議決ボタンを押したことと、親やゼネコンから不明朗なお金をもらう議員と、どちらが有権者を裏切ったか?などと問いかけたことが原因で「同列で比較すべきこと?」「あさお氏は議員失格」などと批判が相次いだ。「ツイッター」は炎上し、浅尾さんは「私は、別に小沢さんも鳩山さんも有罪と言っていませんよ」などと言い争いになった。
本来は何気ない日常のつぶやきをするのが「ツイッター」だったが、チャットのようにリアルタイムで意見交換することを望む人も増えている。そうした使い方の工夫がユーザー同志の繋がりを深めるとともに、バトルの火種もできる。有名人と接触したいと強く思っているユーザー多く、今後も「ツイッター」内の交流がいつバトルに発展してもおかしくない状況は続いていきそうだ。