有名人の「Twitter(ツイッター)」のつぶやきに議論を吹っかけたり、罵声を浴びせたりする例が急増している。批判が殺到し有名人の「ツイッター」が炎上する場合や、有名人とユーザーの意見交換がエキサイトすると「ツイッター」上でバトルに発展したりする。
2010年6月29日にはエイベックス社長の松浦勝人さんが、エイベックス所属の人気グループ「東方神起」についてつぶやいたところ、批判が殺到。松浦さんが反論したためユーザーとのバトルに発展した。さらに、エイベックス所属の浜崎あゆみさんが松浦さんを擁護するつぶやきをしたことで騒動が拡大した。
「僕にtwitterをやめろということですか?」
松浦さんとユーザーのバトルは、「東方神起」の活動休止に関してついて「僕らではどうにもならない」「五人になってもらいたいのは俺の考え。ならないのは、彼らの意思」などと松浦さんがつぶやいたことから起こった。「東方神起」の復活が難しいと受け取ったユーザー達は、
「(東方神起の今後を)社長なのに知らないんですか?それなら辞めてください」「もし事実だとしてもその一言でどれだけの人が傷つくか解りますか?あなた大人でしょ?」「もうやめなよつぶやくの」
などと「攻撃」。
松浦さんは、
「僕にtwitterをやめろということですか?」「ならば、何も聞かないで、僕の言葉は信じないで」「上っ面な発言だけしてろという事ですね。カルチャーショックです」
などと応戦した。
このバトルを知った浜崎さんは「ツイッター」で、
「もう、やり場のない怒りや悲しみの矛先をまさ(松浦さん)だけに向けるのは、お願いですからやめませんか?」などと擁護したこともあり、「公の場で(松浦さんに)噛み付くのは大人げないと思うよ」などのツィートも出た。
有名人の「ツイッター」で喧嘩が起こるのは珍しいことではなくなっている。10年6月18日にはマンガ評論家の新保信長さんが人気漫画家の佐藤秀峰さんに噛みついた。新保さんは佐藤さんに対し、マンガ雑誌の巻末コメントを書かないのはなぜか尋ねると、佐藤さんは「自分で考えれば?」と突っぱねた。新保さんが「質問したのですがムダでしたね」とつぶやくと、佐藤さんは「ダサ。」と返答し物議を醸した。