ハイボールにすると甘い香りが引き立つ
サントリー広報担当者は、「角瓶」が売れている理由は、プロモーションや営業活動だけではないという。
「若者がおいしいと感じなければ、売れなかったと思います。ウイスキーはビールほど苦くなく、ハイボールにすると甘い香りが引き立つので、味覚に合っているのだと思います。さっぱりして、いろんな料理と合うので、さまざまな場面で飲まれているようです」
消費動向を研究している電通総研消費者研究センターの四元正弘・消費の未来研究部長は、
「若者の間で、ハイボールがビールの代替ポジションを確立した」
とみる。
ただ、四元さんはウイスキー・ブームと呼ぶには時期尚早だという。
「若者はハイボールとウイスキーを一緒のものとして捉えていないからです。はやりの低アルコールのウイスキーを売り出し、ハイボール以外でウイスキーの新しい飲み方を提案したら、もっと飲まれるようになるのでは」