モデルの上ノ宮絵理沙さん(25)が自らを語った初エッセイ「炎上クイーン」の書名が話題になっている。ブログがしばしば炎上したことから、ネット上でこう言われ始めたという。ところが、2ちゃんねらーらは、ピンと来ないようだ。
上ノ宮絵理沙さんは、キャバ嬢系の月刊誌「小悪魔ageha」の専属モデルだったことで知られる。
赤裸々な日記で注目を浴びたが…
一方で、アメーバブログに書いた赤裸々な日記が、注目を集めた。財布を盗んだとモデル仲間に疑われたことを告白したり、亡くなった別の仲間に対し追悼になっていないと批判されることを書いたり。元彼やホストなどの顔写真や実名を明かしたときは、「公開処刑」だとバッシングを受けた。
また、本人は否定しているものの、2ちゃんねるでは、ブルセラ販売やAV出演の疑惑まで書き込まれたこともある。
話題の多かった2009年は、芸能人ブログのトップ10にしばしば顔を出したほどだ。月200~300万PVあったといい、同8月には、ランキング1位にもなっている。
最近は、このブログをあまり更新していない。が、10年7月15日に講談社から自叙伝となる初エッセイを出版することが分かった。その書名が、「炎上クイーン」だ。
一部でこのことが報じられると、早速2ちゃんねらーらに叩かれている。
「誰?誰?」「誰だよw」など、売名行為と揶揄する書き込みだ。そして、「炎上クイーン」の書名がやり玉に挙がった。「え、炎上ってどこで祭りあったんだよ」「話題になってたのか。全然知らなかった」…。どうやら、この呼称に馴染みがないということのようなのだ。
確かに、一部雑誌には、この呼称が使われている。鉄人社から09年12月24日に出た別冊の「消されたブログ」だ。絵理沙さんは、ブログの10年1月2日付日記で、これを見つけた喜びをつづり、「私は【炎上クィーン】」と紹介している。