民主党の小沢一郎前幹事長は、愛媛県内で2010年6月28日に開かれた会合で、衆院選のマニフェストを修正したことについて執行部を批判した。9月の党代表選出馬をにらんで、参院選で過半数割れになったときを意識した発言とみられている。
小沢氏は会合で、高速道路無料化、子ども手当などを衆院選で公約したとして、「政権を取ったら、金がないからできませんなんて、そんなバカなことがあるか」と声を荒げた。そのうえで、「必ず私が微力を尽くして約束通り実現する」と述べた。消費税についても、4年間は上げないと言ったとして、「国民との約束はどんなことがあっても守るべきだ」と指摘した。