サッカーW杯の1次リーグスコアを、モデルの小森純さん(24)が完全的中させ、ネット上で「神」などと称賛の的になっている。さらに、次のパラグアイ戦の予想スコアも、日本の活躍を見通していた専門家の見方と一致したのだ。
「予想は、事前に全然考えていませんでした。何分か前に渡されたボードに、インスピレーションで書いただけなんですよ」
「マジでこいつ神だぞ」
小森純さん所属事務所ツインプラネットのマネージャーは、その舞台裏をこう明かす。
純さんが1次リーグスコアを予想したのは、初戦カメルーン戦前日の2010年6月13日。都内であった日本代表応援イベントで、「ギャル代表」として激励の意味を込めたものだった。
当時は、スポーツライターらからも岡田ジャパンへの評価は厳しく、「0勝3敗」を書名にした本も出版されたほどだ。それだけに、小森予想について、スポーツ紙も「大胆」などと報じた。
しかし、結果として、中村俊輔選手が決めるとの予想以外は、すべて当たることに。2ちゃんねるなどでは、「マジでこいつ神だぞ」「シャーマン小森すげえ」「三連単って1000万馬券ぐらいだよなw」などと大きな話題になっている。
この的中で、純さんは、引っ張りだこの人気になった。TBS系で27日放送の「サンデー・ジャポン」にも出演し、今度は、29日深夜のパラグアイ戦について、「2-1で日本が勝ちます」と予想した。
純さんのマネージャーは、「これも、根拠のないインスピレーションなんですよ」と笑う。
とはいえ、純さんは、直感が鋭いタイプだとか。「来年の今ごろは、自分が何をしているか、どこに住んでいるか、けっこう当たるんですよ。今回は、ほかの人のことが当たったので、すごい」。
テレビの収録で、熊本・阿蘇などのパワースポットによく通い、力をもらったこともあるのではないか、ともいう。