5月の小売販売額2.8%増 自動車関連けん引

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   経済産業省が2010年6月28日に発表した5月の商業販売統計(速報)によると、小売販売額は前年同月に比べて2.8%増の11兆440億円で、5か月連続の増加となった。

   小売業を業種別にみると、ガソリンなどの燃料小売りが前年同月比18.9%の大幅増、自動車小売業が13.3%増と、引き続き「エコカー」関連がけん引した。

   一方、大型小売店の販売額は前年同月比3.4%減の1兆5631億円だった。このうち、百貨店が同2.1%減(既存店ベース)の5360億円、スーパーは5.1%減(同)の1兆271億円だった。百貨店は衣料品や家庭用電気機械器具などが不調。スーパーも衣料のほか、主力の飲食良品も減少した。また、コンビニエンスストアの販売額は6703億円で、前年同月比3.7%減だった。

   なお、卸売販売は同0.7%増の27兆8220億円。小売業・卸売業の全体では同1.3%増の38兆8670億円だった。

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