消費者金融大手で、三井住友銀行系のプロミスが中国に進出する。同社の100%子会社「プロミス香港」と、中国深セン市の現地資本企業の合弁会社となる「深セン市鵬民小額貸款有限公司」が深セン市で、合弁での消費者金融事業の認可を受けた。消費者金融が中国に進出するのは初めてという。
プロミス香港が深セン市鵬民小額貸款に対して資本金の6割(約4億円)を出資。残りの4割を出資し、個人信用情報センターを運営する企業を有する鵬元信評社と合弁契約を結んだ。
深セン市は中低所得者層の資金ニーズに応えることを目的に、外資系企業に消費者金融事業へ参入の門戸を開いており、今後の消費者金融市場としての成長が期待できる。これまで日本で培ったノウハウを生かし、7月にも開業する計画。貸付金利も年率40%程度が見込める。