担当プロデューサーが動き、 結局半日で解決
反応は直ぐに返ってきた。フジテレビの「もやしもん」担当プロデューサーの山本幸治さんは「ツイッター」で、石川さんのブログを教えてくれた人に感謝した後、「きちんと先生に説明してきます」と19日の午前9時24分につぶやいた。そして、午後6時37分に「ツイッター」で、「先程先生と直接話して、修正点や今後の進め方を共有できました」と報告。ブログを見た時に胃が痛くなる思いをしたが、説明してわかってもらえた、と胸を撫で下ろしている。ラベルは石川さんに監修してもらい、了解したもの以外は出さないことにしたそうだ。
山本さんは、
「今はブログとかツイッターによってすぐにオープンになる時代。ノイタミナ(『もやしもん』が放送される番組枠)も僕自身もツイッターやってるくせに、この件に触れないのはウソ臭いから触れた」
と「ツイッター」で説明している。ただし、何でも公開すればいい訳ではなく、対処方法をミスすると炎上する怖さを常に覚悟しなければならない、と自戒を込めている。石川さんも同日付のブログで、フジテレビプロデューサーの対応は迅速で、夕方まで問題は全てクリアーになった、と報告している。
「もやしもん」が掲載されている「イブニング」編集部は今回の問題について、石川さんとフジテレビ両者にボタンの掛け違いはあったが、そもそも出来上がってきたラベルに問題があった、と説明している。今後は逐一、フジテレビは石川さんと相談した上でラベルを完成させていく。ただ、半日という短時間で解決したのには、石川さんがブログに書いたことが大きかったと「イブニング」編集部は考えている。