ミスドの「抹茶オレ」 大人気で販売一時休止

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   ミスタードーナツが2010年6月3日から期間限定で売り出した「抹茶オレ 黒みつゼリー」(262円)と「抹茶オレ ミルクゼリー」(同)が「予想を上回る好評」となり、販売を一時休止することがわかった。

   ミスタードーナツを運営するダスキンフードグループはホームページなどで「(抹茶オレは)供給が間に合わない状況となっており、一部店舗で販売を休止しております。お客さまに大変ご迷惑をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます」と、異例のコメントを発表。人気商品が在庫不足で店頭から消えるという珍現象が話題を呼んでいる。

発売初日から売り切れとなる店舗が続出

   ミスタードーナツによると、抹茶オレは「ほろ苦い宇治抹茶にまろやかなミルクがマッチした新感覚のドリンク」で、「ぷるぷる食感のゼリーを入れ、すっきりとした飲み口の抹茶オレにマッチするよう、黒みつゼリーとミルクゼリーはどちらも濃厚な味わいにした」のが特徴という。

   開発担当者は「何度も試作を繰り返して、抹茶オレと一緒にストローで飲めるゼリーに仕上げた」という。ミスタードーナツは「ミスドの夏抹茶」と題し、抹茶を使ったドーナツとともに、抹茶オレを今夏の看板商品に掲げていた。抹茶を使った「夏のドーナツ」は今年で3年目となるが、ドーナツにも「抹茶あずきクリーム」など新アイテムを加え、商機をうかがっていた。

   ところが、うれしい誤算だった。抹茶オレは発売初日の3日、全国で予定の1万杯余に対して、2万6000杯が飛ぶように売れ、その場で売り切れとなる店舗が続出した。その後も抹茶オレは当初予定の2.5倍のペースで売れ続け、約1週間で原材料の調達が困難になったという。このため、在庫がなくなった店舗から順次、販売を休止する事態に追い込まれたというわけだ。

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