ご当地バーガー新興勢力が台頭 石垣、鳥取、姫路…

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ラーメンバーガーや米バーガーも

   「第1回」となる今回の祭りでは、県外から20~25件、県内から30~35件の参加を見込み、2日間で6万人を集めたい、と鼻息が荒い。

   食材による地域興しはよく聞く話だが、なぜご当地バーガーなのか。柄木さんは、フードライターの経験から、ご当地バーガー・ブームは、他の一過性の食ブームとは異なり、「日本人の食に溶け込んでいることが分かった」という。牛肉に代表される食材をはさむだけ、というシンプルな構造が、地域ごとの食材を生かしやすいことにも目をつけた。

   また、以前は、間にはさまれる具材やソースの工夫を競い合っていたが、今では具材をはさむ素材がパンだけでなく、ラーメンを焼き固めたものや米などと広がりを見せている。「作る方も食べる方も楽しい。これがご当地バーガーの魅力だと思います」と柄木さんは話す。さらに、ご当地バーガーをきっかけに、それぞれの地域の自然や観光地の魅力も伝わることを願っている。

   10月の祭りには、佐世保バーガーのほかにも、倉敷バーガー(岡山県、ビーフ)や鶴橋バーガー(大阪府、キムチ)、姫路(やっさ)バーガー(兵庫県、アナゴ)などの出店が内定している。

「石垣バーガーにも参加を呼びかけたいのですが、担当者が忙しそうでなかなか連絡がつきません」(柄木さん)
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