「iPhone4」予約に長蛇の列 どれほどの「優れもの」なのか

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   多機能情報端末「iPad」発売の余韻が冷めない中、今度は新型アイフォーン(iPhone)の予約受付が始まった。受付初日、販売店には朝から大勢の人が詰め掛ける一方、オンライン受付はアクセスが殺到して一時パンク状態になってしまうなど、人気は相変わらずだ。 果たしてどれほどの「優れもの」なのか。

高画質、高解像度のディスプレーが売り物

アイフォーン人気は健在
アイフォーン人気は健在

   アイフォーン4の受付は2010年6月15日、午後5時に始まった。東京・銀座にあるアップルの直営店をはじめソフトバンク、家電量販店には申し込みに訪れた人の長い列ができた。ソフトバンク広報に聞くと、同社の表参道店には午後5時の時点で270人が行列をつくっていたという。申し込み受付の対応は、閉店時間の午後9時まで続いた。

   ソフトバンクモバイルのオンライン予約も、予約開始時から接続しにくい状態。スタートと同時にアクセスが殺到したためで、「システムダウンではない」(ソフトバンク広報)という。実は米国でも、日本と同様に予約受付開始直後から受付サイトがつながらなくなってしまった。

   アイフォーン4では何が変わるのか。従来機の「アイフォーン3GS」との相違点で注目されているものの一つが「網膜ディスプレー」と呼ばれる高画質、高解像度のディスプレーだ。解像度は3GSの4倍で、ウェブやメール、電子書籍などの文字を見るうえで、鮮明さが格段にアップした。ソフトバンクの孫正義社長も、米国で開かれたアップルの開発者向けイベントに出席してアイフォーン4を実際に手にし、文字表示の美しさを絶賛している。

   3GSにはなかったのが、「フェースタイム」というビデオ通話機能。アイフォーン4にはカメラがディスプレー側と背面に付いている。同じ機種を持っている相手となら、Wi-Fi(無線LAN)環境での接続を条件に、ディスプレー側のカメラで自分の顔を写していれば相手が通話中にその顔を見られるので「テレビ電話」となる。背面カメラで、電話中に別の映像を相手に流すこともできる。

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