経済産業省が2010年6月16日に発表した4月の第3次産業活動指数(速報値、2005年=100、季節調整済み)は、前月に比べて2.1%上昇し、97.6となった。前年同月比では1.4%上昇した。
業種別では、ソフトウエア業などの増加が目立った情報通信業が前月比9.7%上昇。また機械器具卸業などが健闘した卸売業小売業が3.6%上昇し、けん引役となったほか、分譲マンションが好調だった不動産業も回復した。一方、生活関連サービスや娯楽業が同1.7%下落。土木・建築サービスも低下した。宿泊・飲料サービス業は横ばいだった。
4月は例年に比べて天候不順だったこともあるが、衣料などの身のまわり品の低調が響いている。