専業主婦になれる確率はかなり低い
また、09年の調査で「妻の収入が多ければ、専業主夫になっても構わない」と答えた男性は、20歳代が61.7%、30歳代は69.4%を占めた。
専業主婦になりたい20、30歳代女性と、共働きを希望する20、30歳代男性。婚活の現場でも「ズレ」は生じているのだろうか。
オーネットの広報担当者は、
「結婚相談所を利用している女性は働いていることが多く、結婚後も働き続けることを希望しています。仕事に疲れたりして、専業主婦願望を抱く女性は増えているのかもしれませんが、実際に仕事を捨て、専業主婦を選ぶ女性は増えていないと現場から聞いています。若くして専業主婦を希望する場合、男性に経済力がなければなりませんので、かなり年上の男性を選ぶことになります。玉の輿はレアケースだと思います」
といい、願望はあっても実際に専業主婦になる女性は少ないらしい。裏を返せば、このご時世に専業主婦になりたくても、なかなか願いはかなわないということだろう。