英語速読、資格試験速読、ビジネス速読もお目見え
日本速脳速読協会の広報担当者は、
「速読を身に付けると、仕事、資格試験、読書、スポーツなど様々な分野で生かすことができ、人生を豊かにできます。年齢に関係なく、トレーニングを受ければ誰もが効果を実感できます」
と話している。
速読専門のスクールもある。「SP速読学院」は1997年に設立され、東京、大阪、名古屋、京都に教室を構えている。通常の速読の他に、英語速読、資格試験速読、ビジネス速読などの多様なコースを展開する。
テレビなどで取材を受ける機会が増えたこともあって新規の申し込みが相次ぎ、2010年4~5月は売上げが以前の1.7倍に増えた。受講者は小学3年生から60歳代までと幅広く、学生と社会人の比率は4:6、男女比は半々だ。最近は不景気を乗り切るためスキルアップしたい、という会社員が増えている。
橘遵学院長は、
「たくさん知識を身に付ける必要のある弁護士、弁理士、公認会計士といった職業には欠かせない技術です。以前、膨大な過去の事件から犯人を捜している警察関連の人が受講したこともありました」
といっている。