子どもの事故防止のため使い捨てライターに安全対策を義務付ける方針が経済産業省から出されたが、ライター販売大手のBICジャパンは、子どもが火遊び事故を起こしにくくする「チャイルドレジスタンス(CR)」機能を搭載した使い捨てライターを2010年6月21日から発売する。価格は150円。火をつけるためにボタンを押す力が従来の2倍から2.5倍必要なため、4歳前後の子どもではほとんど着火できないというもの。子供が不用意にライターを扱い火事や怪我に繋がるケースがあるとかねてから指摘されていた。
東京都の発表(09年11月18日)によると、子供の火遊びによる火災の7割以上はライターが原因で、5歳未満の子供の場合、死傷者等発生率は約8割と高く一度に複数の子供が死亡する悲惨なケースもあったとしている。