トイレ掃除の公約は「実行」
選抜総選挙では、秋葉原のAKB48劇場やファンクラブサイトなどで、メンバーの「政見放送」を流し、マニフェストを紹介している。大島優子さんの場合は、なんとトイレ掃除を含めて1人で劇場を清掃するというものだった。
こちらは、本当にやるのだろうか。
太田プロダクションの担当者は、マニフェスト実行を認めたうえで、こう言う。
「やる時期などについては、まだ具体的に決まっていないので、お答えできません。こちらだけでは決められないので、トイレ掃除などは劇場サイドと相談してからになります」
盛り上がりが今一つの参院選に比べ、こちらのアイドル総選挙は、マニフェストの内容も含めて過熱しているようだ。とはいえ、ファンが投票券の入ったCDを数百枚、100万円以上も「大人買い」したと報じられるなど、問題点も指摘されている。「AKB商法」とも言われているが、改善する余地はないのか。
今回の「選挙管理委員会」が置かれているキングレコードの制作部では、こう説明する。
「ファンクラブなどの5つのサイトでも投票権がありますので、コメントは差し控えさせていただきたいと思います。しかし、うちの方では、CD購入をあおるようなことをしていたつもりはありません」