「世間に改革が伝わっていない」
約35分間にわたって行われた会見の冒頭、平松市長は
「本日の会見から、ユーストリームを使って、(ネット上で)リアルタイムに見てもらうことになりました。すでに大阪市が持っている機材を使いますので、経費はゼロ。通信費のみです」
と胸を張った。その上で、
「なかなか世間一般に、大阪の改革が進んでいるという思いが伝わっていない。関東のメディアが、『大阪市は悪い』という思い込みで発信する機会も多い」
「大阪市の努力というものを、しっかり見て欲しいし、変えないといけない点を指摘してほしい」
などと配信の狙いを語った。
ただし、配信された画面は暗く、音声も終始割れ気味で、生中継を見た利用者も60人程度にとどまった。平松市長の狙いを実現するまでには、まだまだ試行錯誤が必要な様子だ。