「なまいき蓮舫」も生んだ?
政治家になった蓮舫議員は、与党側になるや、必殺仕分け人などとして頭角を現した。その「なまいき蓮舫」を育てたのも、バナナ商の父親だ。
近く発売される著書「一番じゃなきゃダメですか?」で、その子育てぶりを明かしている。出版社サイト上で一部無料公開された著書によると、蓮舫議員の父親は、「超」のつく厳格な人だった。夕食を聞かれて「なんでもいいよ」と答えると、カミナリが落ちるか、何も食べさせてもらえなかったというのだ。
蓮舫議員は、「子どものときから、自分の意見をきちんというように育てられました」と振り返る。そして、自ら「キツい女」であることを認めているのだ。
著書の中で、蓮舫議員は、ツイッターで募集した質問を紹介し、公務員の減俸について、「国家公務員法の改正をやります。これも定数の削減と給料体系を変えていきます」と意気込みを示した。
行政刷新相として、「バナナ娘」の原動力を生かすことができるか。ニックネームを変えられることがないよう、これからが正念場のようだ。