中高年の山遭難増える 死者・不明は過去最多

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   昨2009年に国内で起きた山の遭難事故による死者・行方不明者は、317人(前年比36人増)だった。警察庁が10年6月8日に公表した調査で、統計を始めた1961年以降最多の数字となった。死者・行方不明者の約90%は40歳以上だった。中高年層の登山ブームが背景にあり、全遭難者(前年比152人増の2085人)の60%強が55歳以上という。

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