菅首相も「一定のけじめつけた」
菅直人首相も、6月8日の首相就任会見で、
「これ(幹事長辞任)で十分と考えるかどうかは、色々な立場がある。党の中で重要な役職である幹事長を退いたことは、一定のけじめをつけたと言える。(枝野)幹事長を中心に、(連立相手の)他党の意見を聞いて判断したい」
と、小沢氏に一定の理解を示しており、どちらかと言えば消極的な立場だ。いわば、党内は「総崩れ」の様相だ。
野党側は、この腰砕けぶりを攻撃材料にしたい考えで、自民党の谷垣禎一総裁は、同日午後、早速ツイッターに
「枝野さん達の話を聞いていると小沢さんに捨てられないように必死で証人喚問から逃がそうとしているように見える」
と書き込み、新執行部に対する批判を展開している。