民主党「支持」V字回復 参院選「単独過半数も」?

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民主陣営は「まだ支持率は上がる」と期待

   市議補選を終えたばかりの民主党神奈川県連関係者にきくと、鳩山退陣の話が出るまでは「みんなの党候補と五分五分の状勢」と見ていた。結果的に約3500票の差をつけて勝ったが、「票差の半分は鳩山・小沢辞職の風のおかげ」と分析した。

   また、今回の参院選改選組で関東地区のある選挙区候補予定者の選対幹部は、各種世論調査の「支持」の伸びと横浜市議補選の勝利を「勢いがついた」と大歓迎している。やはり菅新首相効果のお陰だと見ている。「普天間移設問題を巡る鳩山氏のウソと小沢氏のカネには厳しい声が寄せられ、これを抱えたままでは当選できない、と密かに思っていた」。しかし空気が一変したと感じている。

   6月8日に菅新内閣が誕生するが、「支持率はまだまだ上がる。急激ではないがじわじわと」と見ており、7月25日投開票説が有力視される参院選挙まで「この勢いはもつ」と鼻息が荒い。

   一方で、野上さんとともに週刊朝日で議席予測をした、政治評論家の森田実さんは民主34議席(前回35)と厳しい見方だ。菅新首相の非小沢色の傾向が小沢氏側の反発を呼び「分裂選挙に陥る可能性も否定できません」と同誌で指摘している。脱小沢色が吉と出るのか凶と出るのか、見方は分かれているようだ。

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