オードリー春日「エロビデオ出演」 「下積み時代って大変なんだな」

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マネキンのように動じないタイツ男を演じる

   そこで、さらに取材しようとしたが、DVD販売元は電話番号がすでに使われていない状態だった。また、オードリー春日さんの所属事務所ケイダッシュステージに聞くと、担当者が外出中とのことだった。

   オードリーの2人は、ブレークするまで、8年ほども下積み生活があったことで知られる。2ちゃんのまとめサイトによると、DVD発売後の2006年12月17日には、内部関係者によるとみられるこんな書き込みがあった。「前GyaOの某番組で撮影現場に潜入する企画があったが ゼンタイ男の中身ってオードリーの春日なんだよな・・・」。ゼンタイとは、全身タイツの略だ。

   かつて、ビートたけしさんや萩本欽一さんは、ストリップ劇場の前座などの経験を積みながら、芸を磨いていった。お笑いがメジャーになった今でも、芸人たちは、下積み中にここまでやらなければならないのか。

   お笑い界に詳しい芸能関係者は、こう言う。

「春日さんが、エロビデオに出ていたかまでは分かりませんが、下積み時代に、お客を自宅に案内してトークライブをするなど、苦労していたようですよ。彼らが売れないときは、年収が100万円ほどでしたからね。同じ事務所のはなわさんや原口あきまささんがちょっと売れ始めると、ほとんど毎日のようにくっついて歩いていましたね。倹約家の彼らしく、いつも夜飯を食べさせてもらっていましたが(笑)」

   ただ、たけしさんらの時代とは違って、アルバイトの幅は広がったという。

「たけしさんたちは、劇場のトイレ掃除などまでやっていたようですが、今の芸人は、コンビニや居酒屋のバイトが多いですね。割のよい仕事もあり、有名になった中には、地下鉄工事現場などで深夜のガードマンをする人もよくいました。そこで、人間観察などをして芸を磨けるかどうかは、本人の意識次第でしょうけど」

   エロビデオでの春日さんは、マネキンのように動じないタイツ男を演じていた。あのやや高圧的なキャラは、こうして磨かれたのか。

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