サイトが重く、時間がかかることに不満の声
例えばIT系ブログメディアのテックウェーブ(TechWave)は、
「『iPadで雑誌見放題』は紙への誘導目的の『チラ見せ』」
題した記事を掲載。「週刊ダイヤモンド」の目次に表示された記事数の少なさを引き合いに、
「特集記事でさえ、全部読むことができない。5分の2しか読めないのだ。あとは書評とかだけ。完全に紙への誘導目的のチラ見せである」
と、コンテンツの少なさを嘆いている。なお、同サイトでは、続報で
「雑誌によってはまあ『見放題』」とも書いており、雑誌によって、電子媒体に配信する割合に大きくばらつきがある様子だ。
さらに、サービス開始直後からアクセスが殺到したことから、6月1日15時半には、サービスの提供を中断せざるを得なくなるという異例の事態に発展。「ビューン」を利用するためのソフトの利用者からの評価が掲載されているページは、
「現状使えません」
「これでは評価の対象にもなりません」
と、サイトが重いことに対する不満の声であふれている。
ビューンによると、復旧のメドは立っていないといい、
「鋭意、再開を目指しているところ」
と話している。ところが実際には、6月1日深夜には、アクセス可能な状態だった。
同社では
「(一度アクセスした内容を端末内に蓄える)キャッシュにアクセスしているか、何らかの理由で『使えてしまっていた』こともあり得る」
と、サービスの停止状態がずっと続いているとの立場だが、突然のサービス中断を含め、対応のちぐはぐさを印象づける形になった。