文春は、取材にコメントを返さず
文春の記事では、取材に対し、倉田真由美さんは、「裁判中を理由にノーコメント」だったとしている。
この点について、倉田さんは、J-CASTニュースの取材には、「係争中なのでオープンにするのは裁判的によくなく、マスコミには一切話さない方がよいと弁護士に言われたから」と説明する。さらに、訴えた前妻が一般女性のため、争いの内容をはっきり言ってはいけないと考えたこともあるとした。以前に、「だめんず・うぉ~か~」の漫画でも前妻の話を書こうと考えたが、偽名にしたほかの一般人とは違い、特定されてしまうとして止めたことがあるという。
文春の取材にノーコメントを通したことをやや後悔しているためか、J-CASTニュースの取材に対しては、記事内容に激しく怒りをぶつけた。
「知人女性のメールについては、裁判で向こうが言っているだけです。この知人に聞いたところ、『知らない』と言っています。知人や夫の携帯電話に入っていたもので、証拠があるわけではありませんよ」
携帯メールを見て、前妻はうろ覚えで言っているのではないかとする。メモしたり印刷したりした可能性はあるものの、文春の記事とは違い、物的証拠として出てきてはいないという。形式的な離婚などの経緯についても事実無根とし、証拠があるため裁判ではっきりさせていくとしている。
倉田さんは、夫の叶井俊太郎さんと入籍した2009年9月、妊娠8か月であることを明かしている。出産が同11月で、離婚届が同3月であることから、文春も「日数が足りないのではないか?」と指摘したが、倉田さんは、「妊娠時期は、性的行為から計算ではなく、妊娠に気づいたらもう2か月と言われたということもあると聞いています。医師の診断書がありますので、裁判所に証拠として提出する予定です」と話す。
文春側には、何度も事実をある程度伝えて回答を求めたが、10年5月26日夕時点ではまだ反応がないという。
週刊文春の編集部は、J-CASTニュースの取材に対し、コメントを返してこなかった。