東芝 米ウラン濃縮大手に1億ドルを出資 

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   東芝は、ウラン濃縮の米大手、ユーゼックの発行済み株式の15%にあたる1億ドル(90億円)を出資し、濃縮ウランの供給を受ける権利を取得する契約を結んだと、2010年5月25日に発表した。これにより東芝は、ウラン燃料の生産から供給までを一貫して手がけることが可能になり、新興国向けなど海外での原発受注を優位に進められる。

   ユーゼックは、米国を中心に原子力発電用の濃縮ウランを供給する大手企業。東芝は、米原発機器メーカーのパブコップ&ウィルコックスとともに優先株を引き受け、今後の濃縮ウランの需要増大に備える。

   東芝は、原発を中核事業に位置づけている。すでに米原発大手のウエスチングハウス(WH)を子会社化するなど、原発事業を強化。10年4月にはWH社と英国でウラン燃料の販売などにも乗り出している。

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