子ども用品の福袋が登場
楽天はネットショッピングモール「楽天市場」に特設ページ「子ども手当て特集」を開設している。目玉商品は、キッズ・ベビー・マタニティジャンルの商品を主に扱う12店舗から販売する子ども用の洋服や玩具が入った福袋だ。ベビーカーやチャイルドシートといった大型のベビー用品、オムツなどの消耗品、知育・学習用品、子育て応援をコンセプトにした家電なども販売する。
教育産業を営む学研エデュケーショナルは「学研教室」の「夏の特別教室」に、6月から始められる新しいコースを、東日本エリアと西日本の一部の地域で設けた。年少から小学6年生までが対象で、子ども手当の1万3000円以下で受講できる料金体系にしている。
電通総研が子ども手当の使い道について給付対象者500人に09年12月に調査したところ、51%が「子どもの将来のための貯金」と答えた。これを見込んで、地方銀行は口座の新規開設や受取口座への指定を促すキャンペーンを盛んに行っている。
東京都民銀行はテーマパーク、サンリオピューロランドに先着1500組3000人を7月3日に招待する。対象になるのは、初めて普通預金口座を開設し、子ども手当を受け取り、支給日から賞品受け取りまでの間のいずれかの時点で、普通預金残高が5万円以上ある人。キャンペーンは6月30日まで。
山口銀行は、デジタルカメラ(10人)、ゲーム機「Wii」とゲームソフト「Wii Fit Plus」のセット(10人)、3万円分旅行券(10人)が当たるキャンペーンを9月30日まで行う。子ども手当の受取口座を新規に指定し、子ども手当の振込みが1回以上あり、10月31日に指定口座の残高が1万円以上ある人が対象。
広島銀行で10月31日までに子ども手当の受け取り実績が1回以上あり、アンケートに答えると、抽選で300人に5000円が当たる。
学資保険にも注目が集まっている。楽天は6月1日までに学資保険や医療保険、生命保険などの資料を請求すると、「楽天市場」で買い物の際に使える楽天スーパーポイントが最大100ポイント(1ポイント=1円)もらえるキャンペーンを実施している。