政府が2010年5月24日に発表した5月の月例経済報告によると、景気の基調判断を「着実に持ち直してきている」に、2か月連続で据え置いた。個人消費や企業の設備投資などの個別項目についても判断を維持した。ただ、欧州の財政不安をきっかけとした急激な円高や株価の下落などが先行きのリスクになるとみている。政府は「自律性が確認できるかどうかが上方修正の判断材料になる」としている。
一方、日銀は21日の金融政策決定会合で、景気判断を「緩やかに回復しつつある」に上方修正していた。
政府が2010年5月24日に発表した5月の月例経済報告によると、景気の基調判断を「着実に持ち直してきている」に、2か月連続で据え置いた。個人消費や企業の設備投資などの個別項目についても判断を維持した。ただ、欧州の財政不安をきっかけとした急激な円高や株価の下落などが先行きのリスクになるとみている。政府は「自律性が確認できるかどうかが上方修正の判断材料になる」としている。
一方、日銀は21日の金融政策決定会合で、景気判断を「緩やかに回復しつつある」に上方修正していた。