電気自動車の普及を目指す市民団体「日本EVクラブ」は2010年5月23日、途中で充電せずにEVを1003.184キロ走行させることに成功した。車両はダイハツの軽自動車「ミラ」を改造、三洋電機製のリチウムイオン電池を搭載した。この車両は、09年11月にも東京-大阪間の公道555.6キロを途中充電なしで走行し、ギネスブック認定の世界記録を持っているが、これを大幅に更新した。同会では、新記録もギネスブックに申請する。
今回の走行は、茨城県下妻市の周回サーキットで行われた。公道と違って発進・停止を繰り返す必要がないため、走行距離が大幅に伸びた。