大手メーカーも電動バイク市場に参戦
なかでも引き合いが多いのは「ミレット」。3月1日の発売から5月21日までに1000台以上を出荷した。1円で約3キロメートル走り、家庭用100ボルトコンセントで充電できるので使い勝手がいいと好評だ。2~4時間の充電で35キロメートル走れる。価格は13万8000円。
大手メーカーも電動バイク市場に乗り出した。
本田技研工業は10年12月から、配達業務を行う企業や個人事業主を対象に「イーブイ・ネオ(EV―neo)」のリース販売を行う。家庭用電源で充電できて、急速充電器を使用すると20分で約80%の充電が可能だ。また、低回転からトルクのあるモーターの特性を活かし、荷物を積んでいる時も力強い発進性能を実現。ガソリンエンジン並みの実用性を備えている。
「東京モーターショー2009」に電動バイクのコンセプトモデルを出展したヤマハ発動機は、10年夏に市販する予定だ。