国家公務員の採用4割減 半減目標達成ならず

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   政府は2010年5月21日、11年度の一般職国家公務員の新規採用者数について、09年度の約6割にとどめる方針を閣議決定した。任期付き職員を除いた09年度の採用者数は7845人で、11年度の上限は39%減の4783人とする。

   当初はおおむね半減を目指したが、治安を担う専門職である刑務官や、海上保安官、入国警備官、皇宮護衛官は、それらを抱える府省の反発の結果、削減の対象外となった。基本方針では、地方出先機関は8割減、本省の国家1種・2種は2割減、専門職種は5割減とした。

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