韓国哨戒艦沈没「原因は北朝鮮魚雷」と断定 韓国調査団

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   黄海で起きた韓国海軍哨戒艦「天安(チョンアン)」の沈没事件について、韓国軍と民間の合同調査団は2010年5月20日、沈没原因を北朝鮮による魚雷攻撃と断定する調査報告書を発表した。

   発表によると、沈没現場から回収したスクリューやモーターの部品が、北朝鮮の武器輸出用のカタログに掲載されている「CHT-02D」の設計図面と一致した。また、回収部品内に記された「1番」という識別番号が、韓国軍が03年に回収した北朝鮮製魚雷と同じ表記方法であったことや、黄海の北朝鮮海軍基地に所属する小型潜水艇が、哨戒艦の沈没した3月26日の2~3日前に基地を離れ、沈没の2~3日後に基地に戻ったことが確認されたことなどを北朝鮮関与の理由として挙げている。

   調査結果を受け、韓国政府は、北朝鮮への制裁強化に向けて国連安全保障理事会に問題提起する方針。鳩山由紀夫首相も「韓国を強く支持する。北朝鮮の行動は許し難い」などとするコメントを発表した。北朝鮮側も声明を発表し、韓国が「『謀略劇』『捏造劇』をでっち上げた」などと猛反発している。

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