「三宅議員転倒」瞬間の真実は? ユーチューブで再生100万回超

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「誰かに押されたようには見えない」

   交通事故や労災事故で映像分析も数多く行っている任意団体「鑑定機構」(福島県)の綾田成樹代表に問題の動画を見てもらった。

   綾田代表は数回映像を見直した後、次のような見解を示した。あくまでこの映像の角度からはそう見える、という前提だ。(1)甘利議員の手は三宅議員を押していない(2)三宅議員がパフォーマンスで自ら転んだとは考えにくい。では甘利議員は三宅議員の転倒と無関係なのか。綾田代表によると「そうとも言えない」。

   綾田代表は、机と机の間の狭い場所に初鹿、三宅議員ともう1人(甘利議員とは別の)男性議員がいる密集状況が重要だと指摘する。甘利議員と初鹿議員のもみ合いのあおりを受け、バランスを崩した三宅議員の足が誰かの足にひっかかって転んだという可能性を指摘し、「(甘利議員と)100%無関係とも言えないのではないか」というのだ。

   もっとも、三宅議員は「背後から不意に押され」た(5月16日ブログ)と繰り返し主張している。この主張に対しては、綾田代表は「誰かに押されたようには見えない」と首をかしげていた。

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